【青山繁晴】本当は、離島奪還をも否定する憲法九条[桜H28/9/9]【文字起こし】

2016年09月11日(日)

Category: 青山繁晴ウォッチ

*2016/09/09 に公開*

独 自且つ的確な視点と情勢分析による鋭い提言や価値ある情報発信において他の追随を許さない青山繁晴が、視聴者からの質問に答える形で、日本の現状と未来を 展望していく『青山繁晴が答えて、答えて、答える!』。今回は、「憲法九条」の前提と、「現実世界」との乖離についてお答えすると共に、宣伝戦における在 外公館の無為と、情報機関整備の緊急性について指摘しておきます。

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【青山繁晴】本当は、離島奪還をも否定する憲法九条[桜H28/9/9]kotaete_0909_01

動画サイト/https://www.youtube.com/watch?v=yQxksSYbdBk

みなさん、こんにちは、青山繁晴の答えて、答えて、答える。今回もどうぞ宜しくお願いします。

本日の収録の3本目です。西暦で申せば、2016年、平成28年、私達の大切なオリジナルカレンダー、皇紀で申せば、紀元2676年の8月22日、月曜日です。

今昼の、午後1時ぐらいになりまして、いったい外の台風はどうなっているのか。益々心配になっているんですけども、その最中、3本目の収録を何とか終えたいと思います。

早速質問に行きたいんですけども、名前の公開OKということで、横浜にお住まいの後藤修康さん48才の方ですね。

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「憲法9条と個別的自衛権について、青山さんに聞きたい。現行憲法下でも、個別的自衛権は行使可能という解釈は、合意の取れているものと理解しておりますが、これは例えば、尖閣諸島に中国が攻めてきた時に、それに反撃して追い返す事が出来るという風に理解しています。しかし万が一尖閣諸島が中国に武力制圧されてしまった場合、それを奪還するための武力行為は、憲法9条で云うところの、国際紛争を解決するための武力行為ということにならないのでしょうか。これが許されるのであれば、竹島や北方領土も武力で奪還できてしまうことになるのではないなと思います。日米の合同軍事演習で、離島奪還を念頭に置いた訓練が為されていると、ニュースで見ましたが、現憲法下でこの作戦が成功することが出来るのしょうか。」はい。

この、後藤さんの質問というのは、実はまともな神経で考えたらこうなると。いうご質問であって、現在の憲法の特に9条と、実はその下にぶら下げてあるところの、防衛省設置法と、所謂、海保、自衛隊法が起こしている矛盾というものがですね、実は後藤さんはご質問なさっているんですが、本当は指摘なさっているのと同じであって、これは乗り越えられない矛盾なんですよね。

もう一度根っこから申しますと、日本国憲法は、1条から103条まである長い憲法です。しかしその中に、安全保障、国民、領土、領海、領空をどうやって護るかは、第9条、1か条、1カ所しか有りません。しかしそこに書いてあるのは、後藤さんがご指摘なっている通り、武力を行使すること。武力を使って威嚇すること。武力を使うそれだけではなくて、武力を持って威嚇すること。両方とも国際紛争を解決する手段としては、これを放棄すると書いてある訳です。

それが第1項です。で第2項は、陸海空軍その他の・・・第2項は最初に前項の目的を達する為って書いてあって、陸海空軍だけではなくて、その他の戦力は、これを保持しないと。最後、極め付けで、国の交戦権は、これを認めないって書いてある訳ですよ。

これはですね。後藤さんだけじゃなくて、或いは自称リベラルと云っている人たちも、小学校や或いは人によっては、中学校1年からかも知れませんが、最初に憲法に触れたときにですね。これ普通に受け止めたら、今の自衛隊とかどうなんだろうと。思わなかった人は、僕はいないと思うんですよね。

或いは、じゃどうやって僕達を護んのかなと。思った子供も絶対いますよね。というのはですね、これ全部否定だけなんですよ。まずもう一回いいますよ。武力を使っちゃいけないんですよね。それから、武力を持って威嚇するのもいけないんですよね。で国際紛争を解決する手段としてはと、書いてあるけど、これ後藤さんが言った通り、例えば日本国内で喧嘩になった云々は国際紛争じゃないけども、国内で喧嘩になった時にも、治安出動に伴って自衛隊が出動することになっているけど、それは例外的なケースであって、この9条で云っているのは、紛うことなく外国との関係。

外国との関係で、例えばお書きになっている尖閣諸島に中国が入ってきて、尖閣諸島をこう獲ろうとすると、例えば今までの憲法解釈に添って云えばですね。これは国際紛争じゃなくて、これはもろに日本国を侵略しているんだから、個別的自衛権としてはこれは行使できるはずだってなっているでしょ。

ところが中国は既に、これ日本のものだけど欲しいと云ってない訳ですよ。嘘だけれども古来中国のものだったから、中国が入って来るって云って来るんであって。だからこそ、日本政府はいやいやこれは領土問題ありませんと。云っててこれは正しいんだけれど、しかし中国側はこれは中国のものなんだって云って入って来るんだから、これ普通に考えたら国際紛争になっている訳ですよ。

そうすると国際紛争になってないんだけど、外国がやって来た時に、日本が護らなきゃいけないというのは、これ井上さんという日本人を殺すのはいけないんだけど、殺すんだー、ね。このテーブルは日本領だけど、欲しいから獲るんだと。外国が云ってくれて、国際紛争じゃなくて、これ強盗とか、人殺しと同じですね。と云う時だけ、護れるって書いてある。そんなことありますか?

これね標準語で云いたくなくなってくる。あれへんわ!そんなことある訳ないじゃないですか。それは敢えて云うと、国際法の概念が出て来るまでの世界ではあったんですよ。とんでもない古い世界ですけど。例えばローマ帝国が膨らんで行く時に、・・・もっと沢山ありますよ。アレキサンダー大王が例えば遠征に出て行く時に、或いはモンゴルのチンギスハーンが遠征に出て行く時に。例えばローマ帝国が・・・(聞き取れず)

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ここはローマのテリトリー、ローマの領土じゃ・・・ローマの領土なんだと。だから帝国を拡張するとか、アレキサンダーがインドまで行く訳ですけど、元々全部自分の国なんだと。だから行くんだと。或いはチンギスハーンが、ヨーロッパも実はモンゴルだから行くんだと。云う訳ないでしょ?

だから当時は、当時の世界だったら、逆にいうと憲法9条の国際紛争を解決する手段としてはって。ひょとしたら意味があったかも知れないです。しかし、憲法9条、日本国憲法って1946年に出来たんですよ。第2次世界大戦も終わった後ですよ。国際法はしっかりもう使われているし、その概念は2つの大戦があったからこそ、余計はっきりしている訳ですよ。

その状況下で、国際紛争なしに、侵略行為が起きる。だから国際紛争と違うんで護れるなんて話しは、それはいったい世界の何処に有るんだって話しなんですよ。もし有るとしたら、アフリカの部族紛争とか、特定のところでひょっとしたら有るかも知れないけれども、日本国において有るはずがないって事を書いてある訳です。

その上でですね。端的に云うと国際紛争を解決する手段としてはって、ここがあって如何のこうのって、学者も政治家も云っているけれども、自由民主党も云ってるけれども、ね。それが有ろうと、武力の行使も武力の威嚇も認めないと。武力の威嚇って如何いう事かというと、無理無体を、例えば日本が北京を欲しいと、ね。だから北京くれなかったら、自衛隊派遣するぞって。それも威嚇だけど。そんな事する訳がなくて、何をしているかというと、自衛隊の観艦式をやると、ね。

自衛隊の実質ヘリ空母の『いずも』から、イージス艦、そして潜水艦まで。或いは海上自衛隊機のP3Cまで、艦隊行動を観せて、いかにに凄いか、もう凄いんですよ。世界の海軍の中でも、こういう統率の執れた作戦行動を執れる能力は、アメリカ海軍よりも、イギリス海軍よりも上というのが世界の客観評価ですけど、これってじゃ何のためにやっているんですか?

これってあのう自衛官みんな仲良いよねって云う為にやっているのか、格好いいよねって云って貰いたいからやっているのか。そうじゃなくて日本に攻めて来たら、この凄い海軍力があるから、実は攻めて来たら手痛い目に会うぞって云って威嚇してんでしょうが。

こんなものは・・・これ云っているともうやるせないんだけど、憲法学者なんか、だから要らないって云うんですよ。憲法学者は申し訳ないけど殆んど有害であって、小学生に聞く方が良いって。はい。

観艦式とか或いは陸上自衛隊の観閲式とか。航空自衛隊の訓練模様をみんなで観て貰う催しもありますよね。これ何のためにやっているのか、お楽しみでやっているんじゃないんですよ。それはお楽しみと受け取る方がいても全然いいんだけれども、本来は、陸でも空でも海でも、日本を侵そうとしたら、日本国民を殺害しようとしたら、絶対痛い目に会うぞって威嚇してるから、紛争が起きないんであって、それも否定している訳ですよ。

だから、第2項の最初の、前項の目的を達する為というのを、その学者とかは、いや国際紛争を解決する手段として、と云う所にこれが繋がっているんで、だから、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しないって書いてあっても自衛隊は持てるんだって。

あれ?その他のって書いてあるんだから、その他のっていうのは、今僕はパチパチパチって音を出して、皆さん嫌だったでしょうが、それは実は僕なりの意図があって、要するに、これも(頬を殴る真似)その他戦力じゃないですか。こうやって(手を叩く)もその他の戦力じゃないですか、こっちの手痛いんだから。そうするとこれ、気を賭さないといけませんねって、何時も云っているですよ。

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つまりこれは平和を目指したんじゃなくて、日本を武装解除する仮の憲法であって、従って何もかも否定してある訳ですよ。だから最後に国の交戦権は、これを認めない。例えば国も人の集まりだから、この一緒に番組作っている井上さんが、そこで暴力行為を受けてる時に、僕が交戦権がないから、何もしませんっていったら、一体この人間関係はどうなるんですか?人間の生きる基本じゃないですか。

だから、人は自然権として、自分だけではなくて、一緒にいる人、或いは愛する人が暴力によって犯されそうとする時には、対抗する自然権があるんですよ。ね。だから国だって、その自然権が基本になって主権国家は、交戦権を持つんです。

国の交戦権は、これを認めないというところを、ちゃんと解釈する憲法学者事態が極めて少なくて、ね。それ事態おかしいんですけど。これは凄く平たく云えば、相手が国だったら戦っちゃいけない。だから拉致事件を起こした金正日(キム・ ジョンイル)総書記は、北朝鮮の国家機関がやったと。明言したんだし。

それから、尖閣や小笠原諸島に侵入してくる中国漁船は、国旗を立てて。僕は実際に小笠原諸島で、海上保安庁が苦労して拿捕した漁船を、横須賀まで見に行きましたけど、国旗だけじゃなくて、この国旗の絵を、要するに汚れ切った漁船の横に書いている。

それは、相手が国だったら日本は何も出来なくなるっていうことを、国民は知らない。怠けて知らないんじゃなくて、学校で教えないから。先生自体もそれを理解してないから、学校教育で何も教わることがない。日本人は真面目だから学校教育を基本にしますから。ところが諸外国はそれを全部を知っていると。いうのが今の憲法なんですよ。

もう一回話を元に戻すと、武力を使うことも、武力で威嚇する、つまり抑止力を持つことも実は否定してますよね。そして更に前項の目的を達するためっていうのは、全否定を、ね。実行する為には、だから陸軍も海軍も空軍もその他の戦力もこの手で殴ることも、全部だめで、国の交戦権もだめって書いてある。それで首尾一貫してんじゃないですか。誰が読んだってこうですよ。

それをああでもない、こうでもないと。今だに解釈しているのが学者であり、間違った解釈に委棄しているいるのが、自由民主党と、現在の安倍政権もそうなんです。憲法改正というのは、実はイデオロギーの戦いじゃなくて、子供が分かる事を、ちゃんとやりましょうと、大人が。という話しであって、イデオロギーの対決じゃないってことが、一番大事なんですよ。

だから後藤さんの質問に、改めてお答えしますと、尖閣が一旦中国に武力制圧されてしまった後の奪還が、憲法9条で認められる訳がないじゃないですか。国際紛争、残念ながら、奪われてしまうと。これ例えばですね、「いやいやそんな中国は、尖閣諸島を奪ったりしたら、それ自体がいけない事だから、国際紛争なりません。」て云う人が居るかもしれませんが。予め警告てか、警告っていったら云い方偉そうなんで、皆にアラート鳴らしておきたいんですが。

国連憲章、ちゃんと日本語になっていますから、読んでください。そこの国連憲章に敵国条項ってありますよね。敵国条項っていうのは、ユナイテッド・ネーションズっていうのは、本当は新しく平和をつくるためにつくった組織じゃなくて、第2次世界大戦で勝った側の権益を、何時までも守りたいというのが、国連憲章の本当は実態なんであって。

或いは、ユナイテッド・ネーションズっていうのは、何時も云っている通り、国際連合と日本が勝手につくった名前であって、その実態は連合国ですから。従って第2次世界大戦の敗者、日本、ドイツを始めとする、だけじゃないんですけど、その敗者の側が、何かして来た時に、国連決議も必要なく、勝った側は叩きのめせるという敵国条項。これ一旦酷いから止めましょうと、戦争終わったんだという話しになったんだけれども、実際には削除されないまま残っているんです。今も残っているいる訳。

日本はこれだけ国連外交と云いながら、実はこの削除の実現すら出来ていないんですよ。小泉政権の時に、国連常任理事国に、T5、国際連合。国際連合って言葉間違っているから、言い難いんだけど。要するに、所謂国連の安全保障理事会、これが国連の根幹ですが、そこの常任理事国。拒否権を持つT5の中に日本が入りたいって、小泉さんはいろいろやったんですよ。歴史に名を残したいこともあって。

でも敵国条項の削除みたいな、言わば地味な話しは全然小泉さんはやらなかった。でも本当はこの条項は今も残っているから、中国はいざとなったらこれを使うつもりです。想像で云っているんじゃない。僕はいままでの中国側の議論で、それ知っているから、申しているんであって、手の内を見せることにならない。中国は本当にそれ考えているから。

いざとなったらですね。この尖閣諸島に、無法な武力行為で侵入しても、「ほら敵国条項にあって、中国は古来尖閣諸島は、自分領土だと云っているのに、日本が居座ってたり、国有化したりしたから、」或いは場合によっては、今後自衛隊が出たりすると、「ほらそうなったから敵国条項に従って、我々はそれを跳ね除けて、元の状態に戻すんだと。」という事を準備している訳です。

そしてその憲法9条が、日本国が国民と領土、領海、領空を護る手段を、全部否定してて。全部否定したから、じゃどういう手段で国民を護るのか。それがなかったら国じゃないですよね。国民を護る手段がなかったら、それ国じゃないですよね。オリンピック行くのが国じゃないんですよ。

当たり前じゃないですか。本当に僕は真面目にですね、どっかに有るんじゃないかと。103条も有るんですよ。で探して見たところ、無かった。無くて、大げさと思うかも知れないけど、言わば心の中で半泣きの状態で、もう一度虚心坦懐で憲法見たところ、あーあー、有った。それが憲法前文(ぜんぶん)。憲法前文(まえぶん)ですよね。

条文の中に無い、憲法前文。なぜこれが付いてんのか不思議。そもそも日本が自前の憲法持つ時には、こんなの要らないですよ。でも今付いている前文にはこうありますよね。諸国民の公正と信義に信頼して、我らの安全と、ほにゃららを護ろうと決意した。このほにゃららをですね、時々講演会で聞くんですよ。ね。

そうするといろいろ仰るんですが、日本人は言わばまともな神経をもっているからこそ、この答えなかなか出てこないんですよ。ね。ここに有るのは生存と書いてある訳ですよ。そうすると何処の誰とも知らない諸国民に、僕らの目先の安全だけじゃなくて、生存もお任せするって書いてあるんですよ。生きるか死ぬかも、諸国民の公正と信義に信頼して、そこしかないんですよ。どうやって護るかを書いて有るのは。諸国民って誰ですか?

何時も云うんですけど、例えば今オリンピック、中南米で初めてやった。本当にリオは苦しんでやりましたよね。強盗被害もありながら。それを馬鹿にして、アメリカの水泳選手のロクテ(ライアン・ロクテ)が、狂言を演じたりして。苦しみつつもやったけど、でもラテンアメリカでようやく初めてオリンピックが出来た。でも例えば同じラテンアメリカ中南米のベネズエラで、例えば、いったら、資源で生きて来たから、資源安になったら苦しみ貫いている。ね。

或いはコロンビアは昔から麻薬に苦しみ貫いてる。こういう国々がですね。なぜか日本の、日本国民の生存と、その前に安全と生存を気にしてくれて、そして護ろうとしてくれるんですか?こんな自分勝手な話しが有り得るのかと。その憲法をそのままにして、尖閣、竹島、北方領土、沖ノ鳥島、護れる筈がないじゃないですか。拉致事件が起きる筈がない。起きた被害者取り返す筈かない。取り返せる筈がない。

それが実は憲法問題であって、この憲法を変えたくないってことは、戦争したくないんじゃなくて、日本国民を護りたくない。本音は諸国民って書いてあるのは、アメリカ国民であって、全部アメリカにお任せするってことを、薄々知りつつ、見ないようにしてるっていうのが、実は自称護憲派であり、自称リベラルであるというのが実態で、こんなのはイデオロギーとか、論争の入口の前の段階の話しです。はい。後藤さんの質問から、そういうことがお答えできます。

その上でですね。日米の合同軍事演習で、離島奪還をやってるじゃないかと。この憲法で作戦遂行できるのかと。これ実は、云う予定なかったんだけど、アメリカ軍の何人かに僕が聞かれたことです。訓練で自衛隊が優秀のと、それからやっぱり云われたのは、一人一人の自立した力を発揮するその部分は弱い。

集団で動くのは良いけど、実際の戦闘になると指揮命令系統が、少なくとも見かけ上失われるんで、自立がもっと必要だと。そういう弱点は、感じるけれども、しかし訓練やると1回の訓練の言わば何倍じゃなくて、何乗というくらいに進化するのが日本の自衛官だと。

その上で、「ミスター青山、あなたは自由な立場で、」民間人の時代なんで、今だって基本的に変わっていませんが、聞かれるのは、「ところであなたの、コンスティトゥーション(Constitution)、憲法。」もちろん英訳で彼らは日本語分かんないから見るんだけど。「あの条文と、実際の訓練の食い違いが激し過ぎるんだけど、これどうするんだと。」

彼らは合憲か違憲かなんか聞かないんで、それは憲法見たら、これ合憲の筈がないと思うから、要するに「政治的に大丈夫なのかと。」ということを聞かれるんですが、その時僕は、大丈夫とは言ったことないです。だって言えないもん。

これはですね。独立総合研究所に研修で、毎年2人自衛官が来てるんですが、例えば航空自衛官でいったら、もちろん名前は絶対云えませんけれども、「自分達は、戦闘機乗りだったら、例えば、敵国の戦闘機を撃墜しますと。それは憲法がどうであれ、自衛隊法がどうであれ、防衛省設置法がどうであれ、それをやります。そして自分が殺人罪で死刑になっても、それは構いません。それは覚悟した上で戦闘機乗りになったんです。」と。

その志は、僕達はしっかり受け止めつつも、これは法治国家でなくなってしまいます。従って私達は自衛官の努力が無駄になるどころか、自衛官を犯罪者にしないためにも、憲法の改正は本当に喫緊のことであって、安倍総理が仰っている緊急事態条項の追加。それで解決とはとてもいえないです。そうではなくて、この9条と憲法の前文の根幹の部分から本当は改正しないといけないんです。

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これは安倍さんが憲法改正を現実に考えているからこそ弱点で、96条の改正から先にやるとか、こういう寄り道をするべきじゃない。この本題を、僕の話しはどうでもいいですけど、僕が今問い掛けたようなことを問うて、これ答えられる人いないんですよ。その護憲派とか自称リベラルの側で。

そのことを、安倍政権であれ、何であれ、本当は野党の人であれ、例えば民進党の党首、正確には党首代表選挙が9月半ばにありますけれど、どうしてこれが争点にならないのか。前原さんであったり、長島さんであったり、憲法をそうすべきだって云うのは、本当は同じなのに。どうしてそれが争点にならずに、下手すると無投票当選になろうてしていることを、この番組ご覧になる方、いろんな政党の支持者いらっしゃると思いますから、民進党の支持者の方であったら、是非それを党に問い掛けていただきたいなと思います。

僕は実は、議員会館、ここで行ったり来たりしてるのは、別に自民党の所に行っている訳じゃなくて、だけ行っている訳じゃなくて、違う党の所にも行ってますけれど。そういうことも、政党は当然、僕なんかのことよりも支持者の方が気になるから、支持者の中からそういう声を是非上げていただきたいと思います。

はい。後3分ですか?・・・・・・後3分。

それじゃですね。この長い質問を逆に取り上げたいんですけど。この方はですね。シリコンバレーで、エンジニアとして、働いてこられた日本人の方です。名前は公表問題ありませんと書いてありますから、斎藤俊之さん。としゆきとお読みすると思います。団塊のピークの世代ですと、お書きになっているんですけど。

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えっとですね。アメリカで偽の慰安婦像が建造されるという問題について、青山さんは、白人社会に真実を知らしめる努力をすべきと云ってたけど、これ実際に難しいと。そして、すみません、僕から中身を掻い摘んでお話ししたいんですけれども。

実はそもそも普通、アメリカで全然話題にならないと。話題のならないところで、例えば韓国がこういうことやって、おかしいと云ったりすると、人種差別主義者と、誤解される恐れもあって、なかなか身動きとれないと。そういう状況の中で何をすべきか。例えばサンフランシスコは評議員が居らっしゃって、その評議員に相当中国が浸透していると思われるって意味のことを、ここにお書きになっていて、ちょっと表現は違いますけど。

ご質問はですね。サンフランシスコに例えば日本の領事館があるんですけど、領事館は世界に数あれど、シスコの領事館っていうのは規模も大きくて、出世コースです。ここに行く人はですね。総領事されるなら出世コースなんですが、そこのサンフランシスコの日本領事館は、この中韓の反日活動とか、特に例えば市の評議員だけではなくて、その市の幹部、それどころかサンフランシスコの市長が、本当は既に中国系の人ですけど。

そいういう裏活動も含めて、領事館はどれくらい把握しているのかと。領事館が本来諜報員を使って、こういうあの中韓の裏活動をメディアに暴露してやるのが、一番効果的だと思うんだけどもって言うご質問なんですけど。短く答えますと、領事館は殆んど把握出来てません。はい。

総領事館が把握できてないのは、この中韓の裏活動どころか、例えば在米邦人の方々の子弟に対するいじめ問題も、殆んど把握出来てません。はい。それが実態です。サンフランスシスコだけじゃない全世界に渡ってそうなんです。これはですね。外交官の悪口を云ってると思う人もいるでしょうが、これはそうじゃなくでですね。こういう仕事をするのを、外交官に任せるのはそもそも無理なんです。

何を申しているかと云うと、まず内閣に内閣情報局、或いは今NSC (National Security Council)はできましたよね。国家安全保障会議ができましたから、国家情報局っていうことを作らないとですね、要するに車の両輪にならないんですよ。NSC、国家安全保障会議は、実は情報によって成り立つから、こっちに統合された情報機関を持って、それも敗戦後の日本の情報機関っていうのは、ヒューミント、それが諜報員ですね、ヒューミント。

人間を使った諜報活動って殆んど行ってませんから、これを行なう機関を内閣に作るべきであって、或いは置く場所としては、総理官邸に置くべきであって、これを本当は、前の通常国会でやる筈だったのが、出来ずに終わったんですよ。それは例えば、特定秘密保護法もそうだけど、安保法制も、はっきり云うと、安保法制なんて本当に大した法案でもないのに、とんでもないエネルギーを使ってしまって、そこまで全然行かなかった。

そして実は、この後も1年間非常に見通しが暗いのは、チラッとだけ申し上げた、今上陛下の異例の御言葉。勅語によって、他の事は多分なかなか出来難くなるんですよ。天皇陛下の御存在をきちんと守るために、どうするかって事に内閣の力が注がれて、これまた遅れそうなんですけど。

僕はこの間、政権の中枢に、一議員として、民間人の時代から申し上げているけど、議員になってから、もう一度お会いして申し上げたのは、この今上陛下の大御心に添えるように。しかし同時に天皇陛下が政治に介入されたってことは一切起きないように。このギリギリのところを通って頑張ってやらなきゃいけない、内閣は。もうそれは、陛下は御言葉を発せられましたから、これは逃げも隠れもできない課題です。

それと同時に、この内閣情報局、或いは戦略情報局、国家情報局って名前は、僕はあまり賛成じゃないけど、本当は戦略情報局っていう名前が一番いいと思うけど、その創立だけは早くやらないと、例えば在米邦人の子弟に対するいじめ問題なども深刻化していくばかりであって、それは外交官のお尻を叩いて、そういう事も把握しろとか云々かんぬん言っても、残念ながらなかなか、実はそうは上がらないんですよ。実っていうかみのりは。

だから、ちゃんとそういう事を専門にする人間が居て、そこに領事館も協力できてという体制を作るべきです。はい。

もう今回も時間が過ぎているようですので、今回はここまでにいたします。

皆さん、ありがとうございました。


※ 文字起こしも初めてで不慣れのため、上手く聞き取れず誤字脱字の場合は、生温かく見守って頂ければ幸いです。
あえて申せば、各媒体、青山繁晴さん本人の許可も取っていません。関係各位からのご指摘がありましたら、直ちに削除いたしますので、ご了承ください。